「d払い」と「メルペイ」のQRコードを共通化
NTTドコモとメルカリ子会社のメルペイは2020年7月1日、運営するスマホ決済の「d払い」と「メルペイ」のQRコードを2020年9月から共通化すると発表がありました。
店頭に置かれた一のQRコードで、利用者は「d払い」と「メルペイ」のいずれかの決済を利用できます。
「d払い」と「メルペイ」の両サービスを合わせると登録者数はのべ3千万人、店舗は同330万カ所以上となり、QRコード決済で先行するソフトバンク系列<の「PayPay(ペイペイ)」などに対抗します。
決済手数料はどうなる?
導入店舗が負担する手数料も税別2.6%に統一されますが、チェーン店などを除いた中小の事業者はd払いは2021年3月、メルペイは2021年6月まで手数料が無料となります。
手数料を税別2.6%に統一するため、メルペイは従来1.5%としていた手数料を引き上げ、d払いは3.24%から下げることとなります。
店舗にとっては導入負担の軽減や集客につながり、利用者にとっては使える決済手段が増えることのなります。
いつから利用できるのか?
2020年7月1日より店舗の申し込み受け付けを始め、共通化したQRコードを発送し、2020年9月初旬から店頭で利用できるようになります。