LINE Pay(ラインペイ)加盟店のメリット・デメリット

LINE Pay

「今、CMやニュースで話題になっているLINE Payを自分のお店で使えるようにしたい」、「LINE Payの特徴や、お店に導入した場合のメリットやデメリットを知りたい」、「 LINE Payの加盟店になるにはどうしたらよいの?」という店舗経営者向けにPayPayを紹介しています。

ぜひ、LINE Pay(ラインペイ)加盟店登録ご検討の参考にしてみてください。

LINE Payとは

LINE Pay(ラインペイ)とは、LINEが提供するスマホ決済アプリのことです。

LINEユーザーであれば、いつも使っているしているLINEアプリで利用できます。

銀行口座と連携することで即時に残高にチャージできたり、LINEのトーク画面から「友だち」に送金ができたりと、手軽に利用できるのがこのサービスの魅力です。

LINE PayLINE Pay(ラインペイ)の特徴・使い方

LINE Payを導入するメリット

メリット
  1. 導入・運用コストが無料
  2. 決済手数料0円
  3. いつでも、スピード入金!
  4. LINEを利用した集客効果が期待できる
  5. 「WeChat Pay」「NAVER Pay」に対応

導入・運用コストが無料

プリントQR・LINE Pay 店舗用アプリの決済サービスは導入費用・月額費用ともに無料となっています。

決済手数料ゼロ円

今回、LINE Payの決済手数料ゼロ円の施策は期間と対象方法が限定されています。

期間は2018年8月1日から2021年7月31日までの3年間

対象となる決済方法は、iPhone/Android向けの「LINE Pay 店舗用アプリ」を通して行われたQRコード決済のみ対象となります。

いつでも、スピード入金!

通常、毎月月末に前月売上金の締めを行い翌月第3営業日に振込。(入金手数料は無料

入金申請を行った場合、即時〜入金申請日の翌営業日までの振込

入金申請を行った場合、1回につき250円(税込)の入金手数料がかかります。

LINEを利用した集客効果が期待できる

LINEには、「LINE@(ラインアット)」と呼ばれるビジネス向けのLINEアカウントがあります。

「友だち」になってくれたお客様に対して、一斉にメッセージを送信できたり、LINE限定のクーポンを配信できます。

「WeChat Pay」「NAVER Pay」に対応

訪日外国人の数は過去の5年間で約3倍に増加しました。

その過半数を中国と韓国からの訪日客が占めています。

LINE Payでは、月間8億人以上のユーザーが利用する決済サービス「WeChat Pay」と韓国のNo.1の決済サービス「NAVER Pay」の両方に対応しています。

特別な設定の必要はなく、決済手数料はLINE Pay同様、2021年7月31日まで0%で利用できます。

WeChat Pay、NAVER Pay

LINE Payを導入するデメリット

デメリット
  1. インターネットの状況に左右される

インターネットの状況に左右される

何らかの通信障害が起きた場合、一時的にしろアプリでの決済ができなくなる可能性もあります。

店舗で導入可能なLINE Payの決済方法

店舗でLINE Payが利用できる決済方法は次のとおりです。

この他にPOSレジ改修等、加盟店の状況に合わせた機能提供も可能となっています。

  1. プリントQR
  2. LINE Pay 店舗用アプリ
  3. オンライン決済
  4. Star Pay(スターペイ)端末
決済方法 運用方法 初期費用 決済手数料
プリントQR 専用ページからQRコード印刷 0円 0円(*1)
LINE Pay 店舗用アプリ 専用アプリをダウンロード 0円 0円(*1)
オンライン決済 システム接続開発が必要 0円 0円(*2)
Star Pay端末 ハンディタイプの専用端末 端末代金:
38,000円(税別)
3.45%(税別)
*1:決済手数料(税別)
2021年7月31日まで 0%
2021年8月1日以降 2.45%
*2:決済手数料(税別)
物販/サービス:3.45%
デジタルコンテンツ:5.5%

それぞれの決済サービスに特徴があるので、既存の会計システムや運用体制、店舗の規模により、お店にマッチしたものを選択できます。

プリントQR

プリントQR
プリントQRは、QRコードをレジに設置し、ユーザーがQRコードを読み取って支払いを行う決済方法です。固定した金額、または任意の金額を入力する、2つの方式のQRコードが利用できます。
決済の流れ
  1. レジに掲示されたQRコードをユーザーが読み取り
  2. ユーザーがが金額を入力して支払いを完了
プリントQRの特徴・メリット
  • 簡単にLINE Payを導入できる
  • イベントや移動販売など、店舗以外でも決済可能
  • 金額固定の商品であれば決済がスムーズ

簡単にLINE Payを導入できる

QRコードを準備するだけなので、審査完了当日からLINE Payを導入できます。

QRコードは、LINE Pay社から提供される管理画面よりPDFを印刷することで準備できます。

イベントや移動販売など、店舗以外でも決済可能

お弁当の企業巡回販売や花火大会等イベントでの出店の決済におすすめです。

金額固定の商品であれば決済がスムーズ

金額固定の商品であればユーザー側で金額入力の操作は不要なため、支払い操作がよりスムーズ。

LINE Pay 店舗用アプリ

LINE Pay 店舗用アプリ
アプリ上でスマホ決済が完結するサービスです。簡単にLINE Pay決済が導入できます。すでにスマートフォンやタブレットを利用した決済を導入しているお店に向いています。
決済の流れ
  1. アプリを起動して店舗スタッフが決済金額を入力
  2. ユーザーが提示するQRコードをアプリで読み取る or 店舗スタッフがQRコードを提示してユーザーが読み取る
LINE Pay 店舗用アプリの特徴・メリット
  • 簡単にLINE Payを導入できる
  • LINEを使った販促ツールを搭載

簡単にLINE Payを導入できる

LINE Pay 店舗用アプリをダウンロードして、加盟店申請を行うことでLINE Payを導入できます。
LINEを使った販促ツールを搭載

決済だけでなく、販促機能も搭載したサービスです。

LINE Payで決済したユーザーにお店の「店舗アカウント」を友だち追加していただくことで、お店の情報を定期的に発信することができるようになります。

販促メッセージやクーポンなどの発行も可能です。(1000通/月まで)

オンライン決済

オンラインショップでもLINE Payでお買いものができます。

LINE Payユーザーは、クレジットカード情報などの入力の手間が省けて、カンタンにお支払いが完了し、商品購入完了率向上にもつながります。

決済の流れ
  1. オンラインショップで支払い方法を選択
  2. LINEにログインしパスワードを入力して完了
オンライン決済の特徴・メリット
  • オンラインショップでLINE Payが利用できる
  • 利用にはシステム接続開発が必要

オンラインでLINE Payが利用できる

LINEログインを利用することで、ユーザーの入力操作を軽減し、シームレスな決済体験を実現することが可能です。

利用にはシステム接続開発が必要

加盟店側で独自に接続開発するか、決済代行事業者を介しての接続が必要になります。

Star Pay端末

Star Pay端末
Star Pay端末は、LINE PayのQR/バーコード決済コード決済がカンタン店向けLINE Payサービスです。加盟店の状況やニーズに応じて様々な方法でLINE Payを導入できるマルチ決済端末です。
決済の流れ
  1. 店舗スタッフが端末で決済金額を入力
  2. 端末のカメラでユーザーのQRコードを読み取って支払い
Star Pay端末の特徴・メリット
  • 決済時にレシートを発行できる
  • LINE Pay以外の決済手段も導入可能

決済時にレシートを発行できる

決済から利用明細の発行まで「Star Pay端末」一台だけで対応できます。

LINE Pay以外の決済手段も導入可能

LINE Payのほか、インバウンド向け決済サービスAlipay(アリペイ)・WeChatPay(ウィーチャットペイ)の2社を「Star Pay端末」1台で利用可能。

LINE Pay加盟店向申請公式サイト

AirPAY(エアペイ)導入でLINE Payも利用できる

クレジットカード決済や電子マネー、他社のQRコードの決済も導入予定であればAirPAY(エアペイ)を導入してもよいかもしれません。

幅広い決済に対応が可能となります。

AirPAY(エアペイ)

AirPAY
リクルートが提供する決済サービスです。iPadまたはiPhoneと専用のカードリーダー1台で、LINE Payはもちろん、主要のクレジットカード、交通系電子マネー、Apple Pay、iD、QuicPay、PayPay、LINE Pay、ALIPAY、WeChat Pay、d払い、au PAYの支払いに対応できます。